シングル第一弾 M-2.....(グループ名)無限遊園地へようこそ!! .....4:23
ある女性アイドルグループに捧ぐ  『シングル編』
        
※すべて曲のみ。歌詞はありません。
ボーカルメロディーはシンセ、ピアノ、吹奏楽器等を使用。
※すべての曲名は(仮)としてのもの。
シングル第一弾
M-2.....(グループ名)無限遊園地へようこそ!! .....4:23
この曲でのボーカルメロディー音源
   ☆ボーカルパート.....Voice Oohs
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アイドルアイドルした曲はA面以外では、作れれば.....ですが、どんどん入れたく思っています。更にこの曲は長く.....『ヒア・ゼア・アンド・エヴリホエア』2:24と『フォー・ノー・ワン』1:59.....2曲分の長さです。そしてA、B、Cあります。前回と言ってる事が多少違います。
それは置いといて、キング・クリムゾンではなくVDGG、ヴァン・ダー・グラフ・ジェネレーター。そしてピーター・ハミル。
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1969年にファーストアルバム。
1970年、2nd『精神光遊』A面3曲、B面3曲。.....2曲目『Refugees  6:23』。え、こんな曲あるの?というような、甘い優しい、メロディの美しい曲。
3rd『天地創造』A面3曲、B面2曲。.....2つの組曲『The Emperor in His War Room  8:15』と『Lost  11:17』。フルート入りの独特な雰囲気。聴きごたえアリ。『Pioneers Over C  12:42』は78年ライブの中で異常なまでのテンション大爆発な暴力的強力曲に。『Pioneers Over C  17:08』。
1971年。4th『ポーン・ハーツ』A面2曲 『Lemmings  11:35』と『Man-Erg  10:19』 。B面1曲『A Plague of Lighthouse Keepers  23:04』。.....エネルギーがぎゅぎゅぎゅっと濃縮された、どれもこれも非常にとてつもなく強力な曲ばかり。すごい&すさまじい。初期VDGGでは最も聴き狂いました。
1972年、解散。
ピーター・ハミルのソロ。
1971年。『フールズ・メイト』。.....未だに未聴。
1973年、『カメレオン・イン・ザ・シャドー・オブ・ザ・ナイト』A-4&B-4。.....1曲目『 German Overalls  7:04』、ジャケットのような牧歌的な感じから始まりますが、だんだん普通ではなくなります。『In The End  7:21』と『(In The)Black Room  10:53』がとんでもなく凄まじい。
1974年、『ザ・サイレント・コーナー・アンド・ジ・エンプティ・ステージ』A-4&B-3。1曲目『Modern  7:28』と『The Lie 5:41 』そして『A Louse is Not a Home  12:15』は凄い凄まじい。好みは『Forsaken Gardens  6:16 』。他の曲も強力。
1974年。『イン・カメラ』A-5&B-2(現在はB-3表記の模様)。1曲目  『Ferret And Featherbird3:42』&2曲目 『(No More)The Sub-Mariner5:45』。アルバム最初から予想外のオープニングでぐいぐい入って行き、2曲目がガラッと変わり、またこれが強力で、一気に引き込まれてゆきます。3曲目も強い。『Faint Heart and the Sermon  6:42』も強力。そして以前は1曲として表記されていた『GOG  MAGOG』 17:30.....1曲表記のCDより。これはまともでない、尋常でない曲。『Still Life』ボーナストラックにライブの『Gog  10:29』がありますが、ボーカルは桁外れの凄まじさです。
1975年。『ネイディアーズ・ビッグ・チャンス』A-6&B-5。『Nadir's Big Chance  3:27』と『Birthday Special  3:40』はボーカル、演奏共確かにパンク。曲も3,4,5分がメイン。『Been Alone So Long  4:20』これのみ唯一他人の曲ですが、このアルバムの中で一番よく聴きました。
VDGG再結成。
1975年。『ゴッドブラフ』A-2&B-2。4曲のみ。1曲目『The Undercover Man  7:32』一発で気に入る曲。メロディがいい。以前よりも演奏に統一感アリ。2曲目『Scorched Earth  9:44』。これも1曲目とはガラッと変わるものの強力。聴くとどんどん力が入ります。4曲目『The Sleepwalkers  10:40』。一番聴きまくった曲。最初聴くと迫力さはなく、なんとも聴きやすいメロディで、何かしら変わってますが、ちゃんとVDGGらしく曲が変わっていきます。そして曲はどんどん行きます。
1976年。『スティル・ライフ』A-3&B-2。1曲目『Pilgrims  7:12』アルバム頭の曲が今までと曲調が全然異なり、「ああ、これはいい曲や~」とすぐ好きになった曲。
2曲目『Still Life  7:25』。これは文句なしの名曲。静逸な雰囲気の始まりから、徐々にハミルらしいボーカルで押し進んで行きます。ハミルしか出来ない唯一無二の声で歌い上げてます。しかし、本領はこれだけではなかった・・・ライブ『ヴァイタル』を聴いてびっくり仰天。
3曲目『La Rossa  9:53』ハミルのボーカルの凄い様が前作中の『Arrow  9:48』と共によく出てる曲です。
5曲目『Childlike Faith in Childhood`s End  12:24』。1曲目同様このアルバム独特の雰囲気を持つ曲。メロディがどんどん展開していくのは前作『Sleepwalkers』同様。そしてこの曲は更に高みに登ったような、新たなメロディの世界が現れてきます。ボーカル後から始まる演奏は前作、今作によく見られる繰り返しのパターン物。その後再びハミル唯一の、あのアジテーション声で天に登ったメロディが現れます。そして、その声のままエンド。
ボーカルは重ねかエコーか、処理してあるようなので、出来ればライブ版が聴きたい。ただハミルの声ならば、処理しようがしまいが、素のままでも圧倒的なド迫力がありますので、なにも心配はいりませんが。
1976年。『ワールド・レコード』A-3&B-2。聴きましたが、その後ほとんど聴かずじまい。
ヴァン・ダー・グラフへ改名。
1977年。『ザ・クワイエット・ゾーン/ザ・プレジャー・ドーム』A-4&B-5。これもほとんど聴かないまま。
1978年。ライブ『ヴァイタル』。これはあまりにも凄まじい。凄すぎる。ベースの音が強烈ですがなによりハミルのボーカルは尋常でない。そもそもあの声はリッチー・ブラックモアのギター、クリムゾンのインプロビゼーション、イエスの大作作品群に匹敵する、グループにとって最大最高の武器であり宝物です。
各演奏曲も、スタジオ盤とは大違いの演奏。『Still Life  9:44』がこうも変わってしまっているとは。激烈で七転八倒で百億万千回ノックアウトのとてつもない曲となっております。
これにてグループ終了。そして
2005年、再々結成後のアルバム『プレゼント』、2007年ライブ『リアル・タイム』。2008年『トライセクター』更にまだまだあるようです。
ハミルのソロ。
1977年『オーヴァー』。
1978年『ザ・フューチャー・ナウ』A-6&B-6。.....初めて買ったハミルのCD。そのため、貪るほど聴きました。VDGGの音や演奏とは大違いで失敗と思いましたが、『The Future Now  4:14』や『The Second Hand  3:29』、『Trappings  3:34』、『EnergyVampires  2:57 』、『Mediaevil  3:07』、『The Cut  4:21』、『Palinurus  4:10』すべて小曲ですが変わった感性が滲み出ている物が多く、聴きごたえはありました。
1979年『ph7』。『Mr X  6:06』と『Faculty X  4:25』は何度も聴きました。前作同様、精神にくる音楽です。
1980年『ア・ブラック・ボックス』A-7&B-1。B面1曲『Flight  19:37』。ハミルの曲で一番聴いたのがこれのライヴ版です。スタジオ盤は静けさの中に秘めたる炎が大火災を起こします。が、それはあくまで精神の中での事。表に出ないマグマ(の炎)の音楽。
1981年『シッティング・ターゲッツ』A-6&B-5。1曲目の『Breakthrough  4:01』がおすすめ。
1990年『夢見』.....これはジャケット同様、独特な雰囲気あります.....までほとんどCDを買いましたが、聴くのは各アルバム中1,2曲状態となりました。『Accidents  4:39』、『Traintime  4:25』と『Pacient  6:14』は共に精神圧迫曲。『Skin  4:20』と『Painting By Numbers  4:03』はあまりのキャッチーさでびっくり。『Time To Burn  3:43』や『A Way Out  7:17』は大人になったハミルのいい曲、というイメージ。曲は好きです。『Our Oyster  5:33』は沁みてゆく感性曲。
スタジオ盤購入はここで終わりましたが、ピーター・ハミルの魅力はライヴの方にありました。
戻って
1985年『The Margin』2枚組ライヴ.....LP時代では。
『The Future Now  3:46』強力!!、『The Second Hand  5:57』これもいい。しかしなによりも『Patient  7:28』と『Flight  20:35』はVDG『Vital』と同じ破壊力。但し以前は肉体へのダメージだったのが今は精神に向けての圧倒的なもの。この後、ライヴの『Flight』を探し求める事となりました。
1990年『ROOMTEMPERATURELIVE』2枚組。『夢見』後のライヴで、そこからの曲多し。『The Margin』時のバンド編成とは異なりこのライヴでは3人編成でハミルとニック・ポーターのベース.....Vitalのベースの人.....と、スチュアート・ゴードンのヴァイオリン。
A面ラストの『Patient  10:02』とB面ラストの『Modern  10:03』がすごい。『Patient』はもう一線を通り越しております。こちらの3人での『Patient』は、前よりも更に研ぎ澄まされた感性を持って演奏されており、よりダイレクトに精神に来ます。
ピーター・ハミルの場合は出来るだけ少人数の方が、そして可能ならば一人での演奏の方が、そのライヴはより強烈に輝くように思われます。もはや逃げようもない、一対一の関係となり、放たれる感性の激波がおのずとより直に来ざる得ないからです。聴く方も大変なライヴでしょう。
1970年~1976年にかけての、VDGG及びプログレ期のピーター・ハミル。
その、聴く人を圧倒するとんでもない作品群・・・・・私がよく聴いた
1971年VDGG『ポーン・ハーツ』。
ハミル・ソロの73年『カメレオン~』。
74年『ザ・サイレント~』と『イン・カメラ』。
75年再びVDGGで『ゴッドブラフ』。
76年『スティル・ライフ』。
更にあまりにも凄まじく強烈なライブの78年『ヴァイタル』。
精神性上での強力な楽曲群ハミルの78年『フューチャー・ナウ』と80年『ブラック・ボックス』。
・・・・・これらアルバム中にある、先に挙げた各強力楽曲群のオンパレード&オンパレード。そして恐ろしい程の充実度!!!!!
ほかのグループも途轍もなくいい曲、すごい曲、惚れ惚れする大作やとんでもない大作などはいろいろありますが、圧倒させる程のエネルギーを持った曲群を70~76年にかけてこれでもかこれでもかと発表していったVDGGとピーター・ハミル。
そして、その凄まじさの核となっているのがピーター・ハミルの、あの尋常でない、まさしく天賦の才によるボーカルであり、あれらの曲の作者であるピーター・ハミル本人。
ほとんどの作品を作ったピーター・ハミルはこの時期、本当に神がかっていたのではないでしょうか。あの楽曲群を前にすると、どうしてもそうとしか思えません。
さて、クリムゾンは非常に高く評価されており、私も大好きなグループです。そのクリムゾンと同等の凄さ、凄まじさを持っているにも関わらずイマイチ評価の乏しいVDGGそしてピーター・ハミル。その音楽にもう少し光が当たってくれればと思い、書き記しました。
※あくまでも上記に記したものは、私の個人的な好みからのものです。
※ライブ『Margin』は観客の声をカットしてあるライブ作品です。
 
 
 
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